2025/05/20 12:07

みかんの旬はいつ?

炬燵にはみかん!というイメージがあるように、みかんの旬はまさに冬。

寒い時期に暖かい炬燵で食べたくなる果物です。

ではいつ頃から収穫し市場に出回り、一番美味しい時期はいつでしょうか。



11月から1月中にかけてが旬!

みかんには大きく4つの種類に分類されます。

極早生(ごくわせ)みかん、早生(わせ)みかん、中生(なかて)みかん、晩生(おくて)みかん。

これらの種類によって収穫する時期が異なり、食べ頃も変わります。

以下がざっくりとした旬時期です。

みかんの旬は一般的に 11月から1月頃 です。

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日本で最もよく食べられている温州(うんしゅう)みかんの場合:

 ・極早生みかん:9月下旬~10月頃

 ・早生みかん:10月下旬~11月頃

 中生みかん:11月中旬~12月中旬頃

 ・晩生みかん:12月中旬~1月頃

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この時期は、甘みと酸味のバランスがよく、皮もむきやすいため、非常に人気があります。

地域によって若干前後することもありますが、寒い季節に炬燵で食べるみかんは特においしいですよね。


それぞれの特徴

極早生みかんは、日本で流通する最初のみかんです。

早くて10月に入ればスーパーなどで目にすることが増えてくると思います。

皮に緑色が残っており、さっぱりとした味わいがお好みの方に選ばれます。

また、初物として人気があり、みかん好きの方はいち早くその年の極早生みかんを食べ、これからのみかんシーズンを楽しみます。


早生みかんは、日本でもっとも生産されているみかんです。

特に宮川早生という品種が人気で、小ぶりで皮が薄く、糖酸のバランスが良い特徴があります。

11月中旬から12月上旬にかけてが最盛期で、みかん好きの方に一番食べてもらいたいみかんがコレになります!


中生みかんは、南柑20号という品種がよく知られています。

平べったく、紅が濃いみかんになります。糖度が早生みかんよりも高い傾向にあり甘いみかんを好む方におすすめです。

皮が非常に剝きやすく、お子様にも喜んでもらえるみかんになります。


晩生みかんは、12月に入り収穫され1月頃まで流通します。

晩生みかんで人気なのは、石地みかんという品種です。玉太りがよく、果汁が多いのが特徴です。

ずっしりとした重量感を感じられます。

この時期は特にお歳暮として重宝されています。ぜひご活用ください。

(上記写真は当園の石地みかんです。)


以上が日本で生産されている温州みかんの旬と特徴になります。

どれも美味しいみかんになるので、ぜひ食べてみてください。

普段皆さんが手にする時には品種名まで書かれていないことも多いかと思われます。

次食べる時には、何の品種なのかを時期や特徴を見て感じてみても面白いと思います。

みかん好きなら食べ比べても楽しめるはず!きっと違いに気づけると思います。


その他には、ハウスにて温室栽培されたみかんも出回っています。

6月から8月頃の夏にも食べれることができます。

ちなみに当園では路地栽培のみですのでハウスみかんはありません。ぜひ冬まで首を長くして待ってください!(笑)

当園の温州みかんをチェック!